ビデオテープはもっといろいろ

今日はビデオテープのお話だよ。

映画フィルムもいろいろな種類があるけどビデオテープはもっといろいろあるよ!ビデオテープの歴史は60年くらい。大きく2つに分けると業務用と民生用が作られてきたんだ。代表的なテープの種類は、業務用では1インチやU-matic、ベータカムシリーズなどだよ。民生用ではVHSやベータマックス、8ミリビデオなどがあるよ。

代表的なテープ類

もっともっとたくさんの種類があるけど、詳しくは東京光音HPの”テープの種類”を見てね!http://www.koon.co.jp/ichiran.html

実はビデオテープが今直面している最大の問題は再生する機械がどんどん無くなっていることなんだ。もう製造されていないし、故障してしまったら部品がないので直せない!近い将来テープがあっても再生する機械が無い事態になることが確実視されているようだよ。東京光音ではほぼ全ての種類のビデオテープの再生機を動く形で保有しているんだ。

2025年問題チラシ
1/2オープンリール

でも壊れてしまったら直せないものもあるので、再生機が動くうちにテープからデジタルデータに変換してアーカイブすることをおススメします。

水損テープ救済ボランティア

大型台風の被害で水損してしまったビデオテープのクリーニングボランティアを行いました。大切な思い出が詰まったビデオテープの数々を何とかして残したいという思いにお応えしたい気持ちから、東京光音では東日本大震災以降、水損テープクリーニング作業のボランティアを実施しています。

水損テープのクリーニング工程として、まずテープを各パーツごとに分解して手作業ですべての泥汚れを洗浄していきます。洗浄が終わった後は、乾燥です。磁気テープ部分の乾燥には2日ほど時間がかかることがあります。よく乾燥させてから、分解したパーツの組み立て磁気テープの巻き直しなど最終チェックを行いクリーニング作業完了となります。

VHSテープ 洗浄前の泥汚れが付いている状態~洗浄後
miniDVテープ 手作業で洗浄作業を行う様子

東京光音はこれからもフィルム・ビデオテープ救済ボランティアを続けてまいります。

詳しい作業工程はこちらをご覧ください。http://www.koon.co.jp/suison.html

超劣化8mmフィルムのデジタル修復を行いました

個人様より持込みいただいた8mmフィルムは、70数年間大切に保管されておりましたが、高温多湿な日本の気候に大きな影響を受け、年月の経過に伴いビネガーシンドロームを発症していました。

フィルム同士の固着、変形、脆化現象など通常のデジタル化作業では映像化困難な状態にまで劣化は進行していましたが「映像を残したい」と熱意のこもったお気持ちをお伝えいただき、通常作業とは異なるかたちで超劣化8mmフィルムのデジタル修復作業を実施いたしました。

作業を行う上での一番の障壁はフィルムの脆化です。フィルム同士が貼りついて硬く変形し強度がとても弱く、力を加えると切断しそうな状態でした。そこで、固着部分を慎重に剥がすと同時にフィルムの平面化と補強を同時進行で行い切断の危機回避し、デジタル化作業が可能な状態に修復・補強を施しました。

劣化が進みエマルジョン剥離によるシワが見られる
フィルム全てを平面化及びテープで補強
全編手作業で修復・補強を施す様子

とても時間はかかりましたが補強までしっかりと行い、その後スキャナーでの映像の取り込みや濃度補正等、無事に再動画化が完了しました。

お客様からのご厚意により映像公開の許可をいただけましたので、ごく一部ではありますが動画を載せさせていただきます。

希少な映画フィルムたち

今日はこれまで東京光音で取り扱ってきた様々な映画フィルムの中でも希少なフィルムについてレポートするよ!

・17.5ミリフィルム

日本では1930年代半ばから1940年代にかけて普及した映画フィルム。

http://www.koon.co.jp/17_5mm.html

・28ミリフィルム

小型映画の創成期に誕生したフィルム。

http://www.koon.co.jp/28mm.html

この他にも8.75ミリフィルムや22ミリフィルム(別名エジソンフィルム、画像が3列並んだ形式の非常に珍しい映画フィルム)などがあったんだよ。22ミリフィルムは現物があったんだけど現在行方不明なので見つかったら写真をUPするね。

これらの映画フィルム再生機(映写機)はないので、テレシネ機を改造、スプロケットなど必要な部品は知り合いの町工場に頼んで作ってもらって無事映像化したんだ。

全史料協全国大会に 協賛企業として出展しました

第45回全史料協全国大会

11月14日〜15 日まで長野県安曇野市で開催されていた、全史料協全国大会に 協賛企業として出展をしました。

展示会場

ご来場者の多くが紙資料を専門にお取り扱いされている施設ですが、映画フィルムにも 目を向けていただこうと考え、今回の出展は映画フィルムに焦点を当て展示をしました。

デジタル化困難と思われた8mmフィルムの再動画化映像や、弊社独自のフィルムの 可視化(プレスキャン)業務など、ご来場者の悩みを解決する一つの手段だと 認識していたけたのではないかと思います。

展示ブースの様子
映画フィルムに焦点をあてた展示

図書館総合展に出展しました

11月12日〜14日までパシフィコ横浜にて開催されていました
図書館総合展に出展参加しました。

図書館総合展は、図書にまつわる様々な発表をはじめ、
施設利活用の工夫から新しい什器の紹介まで、幅広く展開している展示会です。

図書館は本のみではなく視聴覚資料を取り扱う施設も多くあります。
東京光音では本のプロの皆様に向けて、「視聴覚資料の今後」について紹介しました。
大きなテーマは2019年7月15日、ユネスコの“Information for All Programme”(みんなのための情報プログラム)が、
国際音声・視聴覚アーカイブ協会(IASA)と共同で、“Magnetic Tape Alert Project”を開始したと発表した件についてです。

磁気テープは媒体の劣化だけではなく、稼働する機材の減少によって、
テープそのものに問題がなくても再生できなくなるという問題を抱えています。
図書館総合展では、本のプロの皆様に向けて、そのような磁気テープの課題についてご紹介しました。

参照記事
ユネスコ“Information for All Programme”と国際音声・視聴覚アーカイブ協会(IASA)、磁気テープ記録の長期保存問題に取組む“Magnetic Tape Alert Project”を開始
https://current.ndl.go.jp/node/38687

展示ブースの様子
様々な磁気テープの規格
2025年問題とは

中央大学様 白門ムービー 第27回箱根駅伝記録映画

中央大学様公式WEBサイトにて白門ムービー第27回箱根駅伝(昭和26年)の記録映画が公開されています。箱根駅伝にご関心のある方は是非ご覧ください。

以下は中央大学公式WEBサイトからの引用です。作品紹介キャプションが大変わかりやすい文章でしたので、そのまま引用させていただきました。

この映像作品は、中央大学が制作しました。上映時間は約8分です。収録された第27回箱根駅伝は、1951(昭和26)年1月5日・6日に行われました。中央大学はこの大会で2連覇を果たしました。箱根路を力走する10名の陸上競技部選手、また往時の懐かしい沿道の応援風景など貴重な映像を是非ご覧ください。

中央大学公式WEBサイト

https://www.chuo-u.ac.jp/aboutus/communication/hmovie/road_race/2019/

35ミリデュープネガからのデジタル化作品です。

フィルムっていろいろある

東京光音で普段どんな資料を扱っているのかレポートしていくよ。

今日は映画フィルム。映画フィルムは120年以上の長い歴史がある映像記録媒体で、その年月の中でいろいろな種類のフィルムが生まれたんだ。今回はフィルム幅の種類を紹介するよ。主なものでは、一番多く残されているのが16ミリフィルム。その他に35ミリフィルムや8ミリフィルムがあるよ。🎞

16ミリフィルムは硬い紙でできたファイバーケース、35ミリはスチール缶またはアルミ缶、8ミリは紙のケースや透明なプラスチックケースに入っているものが多いんだ。参考にしてね。

16mmファイバーケース
35mmアルミ缶ケース
8mmプラスチックケース
8mm紙ケース

 

また、大正から戦前あたりまでの間に普及した中央に送り穴(パーフォレーション)がある9.5ミリフィルムというのもあるんだ。

9.5mmフィルム

詳しくは東京光 音HP、フィルムの種類を見てね。 http://www.koon.co.jp/ichiran.html

フィルムを原寸大で印刷できる一覧表があるので欲しい方は”フィルム一覧希望”とタイトルを入れて、info@koon.co.jpまでメールを送ってね。

東京光音では、これらのフィルムからDVD~最大5Kまでのデジタル化をする仕事をしているよ✨

ごあいさつ

本日より「光音ブログ -きょうの東京光音-」を開始しました。

日々の作業や様々な出来事を、当社マスコットキャラクター KO-ONくん(こーおんくん)と共に綴っていきます。

資料の保存継承に係わる方々や、関心・興味を持たれておられる方々とのコミュニティの場の一つとして活用していきたい、また活用して頂きたいと思っております。

コメント、ご意見、ご質問等どしどしお寄せください。よろしくお願いいたします。

東京光音 広報部

はじめまして!

みなさんこんにちは!東京光音のマスコットキャラクター KO-ON(こーおん)くんだよ☆東京光音のお仕事をレポートしていくよ❗

映画フィルムやビデオテープについての豆知識などを発信していくよ❗現場スタッフに教えてもらったお役立ち情報も紹介していきたいな~👻

これからよろしくね❗

○KO-ONくんプロフィール○

映画フィルムの付喪神であり精霊で推定年齢120歳。ビネガーシンドロームという不治の病を患っており酢酸臭いのがちょっと難。ビネガーシンドローム対策に詳しい東京光音に住みついている。